ペップトークとは、スポーツの試合前に監督やコーチが選手を励ますために行う短い激励のスピーチのことです。ポジティブな言葉を使い、相手のやる気を引き出すことを目的としています。スポーツだけでなく、ビジネスや家庭など様々な場面で応用されています。
具体的にどんなものかと言うと、例えば小学校に「廊下を走ってはいけません」という張り紙があります。
最近はこう変換されています。
「廊下は歩こう!」
走ってはいけませんと言う言い方は、やってほしくないこと言って、さらに否定形を使います。
一方で、廊下を歩こう!はやってほしいことを言ってさらに肯定的です。
この違いがわかり易いのではないでしょうか。
他にも、女性にはピンとこないかもしれませんが、男性トイレに入れば、「一歩前へ!」と書かれています。
これもペップトークです。
要は、否定的な言葉は使わず、前向きになれる言葉ということになります。
これをスポーツ指導で考えると
「どうしてこんなこともできないんだ」 をペップトークに変換→ 「どうすればできるようになるかな?」
他にも、試合前に緊張している選手に対して
「緊張するな。負けたっていいから今までやってきたことを全力でやるんだ」
なんだか、情熱的な指導者の雰囲気がありますね。
でもこれは、ペップトークではなくプッペトークになってしまっているんです。
プッペトークとはペップトークの反対で、ネガティブな言葉を使い、相手のやる気ななくす言葉掛けです。
まず、緊張するなという言葉、その時点で、緊張している選手を変えることができないので受容できていないというところ
次に負けたっていいは、選手たちに負けをイメージさせてしまう。負けたらどうしよう、、、
今までやってきたことを全力でやるんだ ここは素晴らしい声掛けですね。でももう少し具体性がほしいですね。
それらをまとめて私なりのペップトークに変換すると
「緊張しているね。でも緊張するということはここが勝負どころだと感じているからだね。今まで今日の日に向けてやってきたこと全てを信じて思いっきり戦ってこい!その先にきっと勝利が待っている。頑張れ!」
こんな感じになるでしょうか。
ここでのポイントは受容とポジティブと期待する未来の想像です。
選手が、「よし!やってやるぞ」と思えることがゴールです。
このように人を前向きにさせ、自信を持たせ、勇気を持たせるスピーチがペップトークです。
是非、指導や子育てに役に立ててください。
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