人間の身体能力は、誕生から思春期にかけて段階的に発達していきます。
特に、乳幼児期から思春期前期にかけての「神経系の発達」が、その後の運動能力の土台を築く上で非常に重要です。
以下に、身体能力の発達の目安を年齢別に示します。
乳児期(0歳〜1歳)
* 新生児〜生後2ヶ月: 把握反射(手に触れたものを握る)、手足をバタバタさせるなど、原始的な動きが中心です。
* 生後3〜4ヶ月: 首がすわり始めます。
* 生後5〜6ヶ月: 寝返りを始めます。
* 生後7〜8ヶ月: お座りが安定し、ハイハイを始めます。
* 生後9〜10ヶ月: つかまり立ちを始めます。
* 生後11〜12ヶ月: つたい歩きを始め、1歳頃には一人で歩けるようになる子が多くなります。
幼児期(2歳〜6歳)
* 2歳頃: ボールを蹴ったり、投げたり、両足でジャンプしたりできるようになります。手すりを使って階段を上り下りできるようにもなります。
* 3歳頃: 自由に走り回ったり、ジャンプしたりできるようになります。三輪車をこぐことができるようになる子もいます。
* この時期は、「プレ・ゴールデンエイジ」 と呼ばれ、神経系の発達が著しい時期です。さまざまな動きを経験することで、運動能力の基礎が作られます。鬼ごっこやだるまさんが転んだなど、遊びを通して多様な動きを身につけることが大切です。
学童期(7歳〜12歳)
* この時期は「ゴールデンエイジ」 と呼ばれ、一生のうちで最も運動能力が向上する時期とされています。
* お手本を見ただけで動きを習得できるほどの高い吸収力があり、神経系の発達がほぼ完成します。
* 特定のスポーツの技術を習得するのにも適した時期です。
思春期(13歳〜15歳)
* この時期は「ポスト・ゴールデンエイジ」 と呼ばれます。
* 筋力や持久力が発達し、体力が高まりやすくなります。
* 体格が大きく変化するため、バランスを崩しやすい時期でもあります。
まとめると、身体能力は0歳から段階的に身についていきますが、特に幼児期から学童期(〜12歳頃)にかけての運動経験が、その後の運動能力を大きく左右すると言われています。
お子さんの運動能力を高めるためには、それぞれの成長段階に合わせた遊びや運動を取り入れることが大切です。
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