· 

ゲーム形式の制限の扱い方

スクールをしていると、各場所・個人で課題が違うケースが多いです。

 

しかし、不思議と練習で子供たちには内緒で、その課題にアプローチするメニューを組み込むことや、敢えて口酸っぱく伝える事、で解決するケースもあります。

 

出来ない→出来てきた→出来る

この"出来る"にたどり着いた時の喜びは今まで感じたことのない指導者だけが感じれる特権の感情です笑

 

さて、私はゲーム(基本的に練習の最後で行う試合)で制限をつけることがあります。

 

なぜ行うのか?

課題にアプローチしたいからです。

 

小学生に多いケースは

・自分が得点したい気持ちが強すぎて無理に突っ込んでいく。

・ボールを扱う事に夢中で周りが見えない

・フロアバランスを整えられない

・パスの選択を正しく行えない

・DFの距離感、ポジショニングが不正確

 

これらが基本的には多いです。

 

ここに制限とオーガナイズを工夫して課題解決を図ります。

 

例えば

・1人連続ドリブル3回まで

・チーム全員がボールを触らなかったら得点が入ってもカウントしない

・自分より前に人がいるなら必ずパス

・ドリブル禁止

・パス禁止ゾーンを作る

・逆サイドへのパス禁止

などです。

 

しかし、制限を簡単につけるのは非常に危険性もあります。

 

例えば、ドリブル連続3回までと言ったら、前にスペースがあっても3回ドリブルしたらそれ以上は進めないわけですよね。

 

つまり、それが癖付くと正しい"判断"をできないチャンスを活かせないプレーヤーになってしまう可能性があるのです。

 

なので、私は安易に制限をつけるのは最近は辞めています。

と言うよりかは制限の伝え方を少し変えています。

 

例えば

 

ドリブル連続3回まで

→リングと自分の間にDFが来てボールを触られる距離にいるなら味方を頼ろう

 

チーム全員がボールを触らなければ得点が入ってもノーカウント

・パスを出した人に再びパスを返すのはやめよう

・同じチームで2色のビブスを展開し、

赤→青→赤→青というボールの動かし方をしよう

 

など少し制限のアプローチを変えて子供たちが、少しでも頭を捻り"判断"できる柔軟性を持たせてあげれるようにしています。

 

なぜなら、試合中は自ら"判断"して試合に勝たないといけないからです。

 

良くありがちなのが、反復練習ばかりして、いざという時には正しい判断が何か分からずその技術を発揮できないと言うパターンです。

このような子どもを育成したくないと考え、私自身もアップデートしてアプローチを変えてみています。

 

大切なのはまず

①子どもたちに判断材料を与えること

(知識)

②その材料を意識して正しく判断して行える様にすること

(意識)

③脳が勝手に判断して体が無意識的に動き、正確に行えること

(無意識)

 

この

[知識→意識→無意識]

のサイクルを自然に組み込むことだと考えています。

 

制限は子どもたちを進化と悪化のどちらも可能性があると言う事を頭に入れつつ、

子供達が成長できる練習を作り上げていきたいです。

私もまだまだ子どもたちと一緒に成長して参ります!